個性を表す ピンクは個性の表明に適した色だ。男性もファッ ションに取り入れはじめ、女性の色という印象は年々 薄くなっている。 赤よりも柔らかく、組み合わせやすい印象がある。
ただし、隣接した色相の赤や紫と組み合わせるとピンク の印象を凌いでしまうことや、補色の色がグラフィックではあまり使い慣れない黄緑である点で、使いにくい色ともいえる。
よって単独の色相で、明度差をつけて使用する方法が無難。生成り色など、あまり色みを感じさせない有彩色と取り合わせて使うか、ややダーク系の色に抑えて使うとバランスを調整しやすい。